- 環境省は2026年10月20日、日・ベトナム間の二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism: JCM)第10回合同委員会の開催結果を発表した。
- 合同委員会は2026年10月16日にハイブリッド形式で開催され、JCMに係るルールのパリ協定6条に沿った改定を採択した。
- 今後、ベトナムのJCMプロジェクトは改定ルールに基づいて実施され、改定ルールとミーティングレポートはJCMウェブサイトに掲載される。
やさしい解説
日本とベトナムが協力して温室効果ガスを減らし、その成果をクレジットとして扱うためのルールが改定されました。今後、ベトナムで実施される対象プロジェクトは、国際的な排出削減の枠組みに沿った改定ルールに基づいて進められます。
用語解説
- 二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism: JCM): 日本がパートナー国と協力して脱炭素技術やサービスなどを導入し、その結果生じた温室効果ガスの削減・吸収量を定量的に評価する制度です。評価された削減・吸収量は、両国間の取り決めに基づいてクレジットとして扱われます。
- 合同委員会: JCMに関する二国間文書に基づき、日本とパートナー国の代表で構成される意思決定機関です。ルールやガイドラインの採択、方法論の承認、プロジェクトの登録、発行するJCMクレジット量の各国政府への通知を担います。
- パリ協定6条: 各国が温室効果ガスの削減成果を国際的に移転するなど、自主的に協力するための枠組みを定めた規定です。JCMは、パリ協定6条に沿った形での運用が進められています。
- JCMクレジット: JCMプロジェクトによる温室効果ガスの削減・吸収量を、所定の手続きを通じてクレジット化したものです。合同委員会は、発行するクレジット量を各国政府へ通知します。
実務影響
ベトナムでJCMプロジェクトを進める創出者は、改定されたルールに基づいて案件を実施することになります。JCMクレジットの調達を検討する日本企業にとっては、今後JCMウェブサイトに掲載される改定ルールとミーティングレポートが、案件の手続きや適用条件を確認する資料となります。今回の発表では、改定内容の詳細や個別プロジェクトへの具体的な影響は示されていません。
カーボンリンクの見解:
実務上の注目点は、パリ協定6条への対応がプロジェクトの登録やJCMクレジット量の通知に関する要件へどのように反映されるかです。個別案件への影響は、今後公表される改定ルールの文言が判断材料になると考えられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年10月20日 |
| 分野 | 地球環境 |
- 2026年10月16日(金)、日・ベトナム間の二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism: JCM)の第10回合同委員会をオンラインにて開催しました。
- 合同委員会では、JCMに係るルールのパリ協定6条に沿った改定の採択がなされました。
- 環境省では、パートナー国と協力しJCMをパリ協定6条に沿った形で運用するとともに、具体的なプロジェクトの拡大・加速に取り組んでいきます。
概要
合同委員会は、JCMに係る二国間文書に基づき設置されるものです。日本国及びパートナー国の代表により構成され、次の事項を行う意思決定機関です。
- JCMに係るルール及びガイドライン類の採択
- 方法論の承認
- プロジェクトの登録
- 発行するJCMクレジット量の各国政府への通知
今回は第10回の合同委員会の開催であり、JCMに係るルールのパリ協定6条に沿った改定の採択が決議されました。
第10回日・ベトナム間の合同委員会
(1)概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月16日(金) |
| 場所 | ベトナム社会主義共和国(オンラインを併用したハイブリッド開催) |
(2)参加者
※ ○はオンライン参加者です。
日本側
- 在ベトナム日本国大使館 公使 石川 勇(共同議長)
- 在ベトナム日本国大使館 参事官 福原 鉄平
- 外務省 国際協力局気候変動課 課長補佐 塚田 俊介 ○
- 経済産業省 GXグループ地球環境対策室 室長補佐 柴 多佳彦 ○
- 環境省 地球環境局国際地球温暖化対策推進課 JCM推進室 室長 寺井 徹 ○
- 林野庁 森林整備部計画課海外林業協力室 海外技術班 国際森林減少対策調整官 横山 新樹 ○
- JCM指定実施機関(JCMA)グループ長 川村 美穂子 ○
- 他、オブザーバー及び事務局
ベトナム側
- H.E. Le Trong Yen, Ministry of Agriculture and Environment
- Nguyen Tuan Quang, Ministry of Agriculture and Environment
- Vu Duc Dam Quang, Ministry of Agriculture and Environment
- Dao Duy Anh, Ministry of Industry and Trade
- Nguyen Huu Tien, Ministry of Construction
- Nguyen Sy Dang, Ministry of Science and Technology
- Vu Thi Chau Quynh, Ministry of Finance
- Can Anh Tuan, Ministry of National Defence
- 他、オブザーバー及び事務局
(3)主な議題と結果概要
① はじめに
ベトナム側共同議長及び日本側議長より、開会の挨拶が述べられました。
② ルール
JCMに係るルールのパリ協定6条に沿った改定の採択が決議されました。
今後は、改定されたJCMに係るルールに基づき、ベトナムにおけるJCMプロジェクトが6条に沿った形で実施されることとなります。
改定されたルール及びミーティングレポートについては、JCMウェブサイトに掲載されます。
連絡先
環境省地球環境局国際地球温暖化対策推進課JCM推進室
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 代表 | 03-3581-3351 |
| 直通 | 03-5521-8246 |
| 室長 | 寺井 徹 |
| 特別担当官 | 福田 幸司 |
| 担当 | 平野 朋美 |
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出典:環境省 日・ベトナム間の二国間クレジット制度(JCM)の第10回合同委員会を開催しました|原文発表日時: 2026-10-20 時刻不明|当記事公開日時: 2026-10-20 16:30 JST
本記事は一次資料をもとにAIの補助で下訳・構成し、編集部が原文と照合したうえで公開しています(確認日: 2026-10-20・編集方針)。
